GROW UNIT栽培装置
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多品種少量生産から同一品種大量生産までの幅広いニーズへの対応した
世界初の栽培装置「KISEKI GROW UNIT」

我々の社会の最も重要な要素と言える食。
その食を支えている農業を取り巻く環境は、日々悪化しています。
世界人口の増加、環境破壊・異常気象・温暖化等による耕作可能面積の減少を原因とした食糧不足、農業従事者の高齢化、コロナ禍によって加速した安全・安心を求める消費者ニーズの変化など、様々な課題が山積しているのです。

植物工場技術は、従来の農業が必要とした植物を安定して育てる為に必要な要素(太陽光、きれいな水、豊かな土壌安定した気候)を、人工的な構成要素に置き換える事で、安定的な植物栽培を場所を選ぶことなく実現し、先に挙げた様々な課題を解決することができる技術と言えます。
更には宇宙への進出等が現実に計画されている現在においては、まさに人類の未来を創っていく技術でもあります。

一方で、現在の人工光型植物工場における栽培物は92%がレタス類であり、その他の栽培物を育てたいというニーズが有るにも関わらず、ニーズに対応した栽培設備や栽培ノウハウが存在していないため、新たに植物工場を始めたいユーザーの選択肢が狭められ、それが参入障壁となっている問題があります。

そこで、キセキグループはこれまで培ってきた経験から、多種多様な条件・様々な栽培方式を実践する事ができる汎用性と、大規模栽培に発展可能な拡張性を持った栽培設備と管理ソフトウェアから構成される、垂直型ユニット式栽培装置を開発しました。

農業を取り巻く環境の改善に役立ち、市場が持つ幅広いニーズに対応した世界初の次世代植物栽培装置。
それが「KISEKI GROW UNIT」です。

栽培植物
トマト
エンドウ豆
KISEKI

GROW UNIT

高度に密閉され、管理された栽培環境と高輝度かつ高性能なLED GROW LIGHTを搭載。内臓センサーと連動した、照明、送風、冷却等の各機構による微細な温湿度コントロールにより、最適な栽培環境を再現。
栽培のステージに合せて灌水、施肥、CO2を自動的に供給し、適切な栽培サイクルを実現。高反射率素材を使用した、日長制御用電動カーテンを用いて、光効率を最大化。

Hardware

ハードウェア仕様
寸法・重量仕様

幅:2,750㎜
奥行:1,500㎜
高さ:2,500㎜(2,600㎜)
重量:600㎏(正味重量)

電気仕様

入力電圧:1Φ200ⅴ
入力電流:10A
消費電力:2.0KW
力率: > 0.9

機構制御仕様

冷却能力:550w/h
(水温15℃の場合)
照明、送風、カーテン
開閉による総合制御

配管仕様

冷却配管:x2 16A 125L/min
養液配管:x1 16A 125L/min
養液チューブ:x64 0.017L/min
力率: > 0.9

CO2仕様

CO2供給:PUチューブΦ12mm

KISEKI

GROW CONTROL

商業規模に応じてカスタマイズされた栽培システムにより1台のユニットから複数のユニットを連結した大規模工場までの全てを管理。
生育状況を監視、制御する事で栽培オペレーションを最適化し、生産量と利益を最大化する重要なデータを取得する事が出来ます。

Software

ソフトウェア仕様
測定機能

温度センサ ⅹ2
湿度センサ ⅹ2
CO2濃度センサ ⅹ1
流量センサ ⅹ1

オプション測定機能

監視カメラ
風量センサ
光量計
培地水分量計

制御機能

照明店頭制御
濯水供給制御(肥料A-D+水)
冷却水供給制御
カーテン開閉制御
CO2供給制御

搭載機能

ユニットの状態監視
接続設備の状態監視
数値異常時の自動対応
異常発生時の自動通知